電気料金の節約にも効果アリ~家庭用のヒートポンプとは?~
ヒートポンプは、もともと製氷機や冷蔵庫、ショーケースなどといった
冷凍・冷蔵の冷却用途で利用されている技術ですが
現在では、その技術が向上して、空調の冷暖房や給湯、加湿、乾燥など
その用途の幅は大きく広がりをみせています。
ヒートポンプは、空気の熱を利用するだけでなく、
地中、地下水、下水、河川、海水、氷雪あるいは地下鉄や清掃工場の排熱など
あらゆる熱を有効利用することもできます。
ヒートポンプという言葉が広く知られるようになったのは、
住宅などに普及した「エコキュート」の影響もあるようです。
エコキュートは、、空気の熱を住宅に適したシステムで
割安な夜間電力を利用しながら、深夜に貯湯ユニットにお湯を蓄えます。
そして、そこから給湯器や暖房機器で利用していくシステムです。
割安な夜間の電気料金は、節約のメリットも大きくあります。
また断水時の非常用水として使える点が
一般家庭での普及が増えてきた理由といえます。
注意しておきたい点は、お湯を作るときに音が発生することです。
夜間にお湯を作りますから、近隣への配慮は必要かもしれません。
最近では、技術改良されて、音の少ないものもラインナップされています。
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2020.04.20