地震が来ても安全安心な家具配置の基本ルール
最近の建築では、地震で建物がどのように揺れるのか
あらゆる方向からの地震を解析して、そのシミュレーション結果に応じた構造設計がなされています。
ですので、建物のかたちによって揺れ方が違うということは少ないようです。
長方形の箱を立てて、上から見て長辺側と短辺側から押してみると
長辺側は安定していますが、短辺側はわずかな力で倒れてしまいます。
同様に上から見て、長方形の建物の場合には
一般的には長辺側に平行に揺すられても、あまり揺れませんが
短辺側には平行な揺れで大きく揺れるという傾向にあります。
家具もその多くは上から見て長方形ですので
この場合「地震で倒れにくい家具の置き方」というのは
建物の長辺側に、家具の短辺側を向ける配置となります。
つまり、建物の揺れやすい方向に対して、家具を倒れにくい方向に置くわけです。
あくまでも、原則的なお話ではありますが、地震対策のひとつとして実践してみてください。
地震による人的被害の多くは、建物の倒壊と家具の転倒によるものです。
家具の転倒を防ぐだけでも、被害はだいぶ小さいものとなるのではないでしょうか。
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2021.01.20